参加者に
聞いてみた「アウトドア好き」の既婚者合コンってどんな雰囲気？～なんばの参加者に聞いてみた～

アウトドア好きの既婚者合コンでは、アクティブな男女が多く集まります。

アウトドア好きの方を集めたイベントのため、自然に触れ心を開放したい人にぴったりなイベントです。

今回は2021年10月某日になんばで開催された「アウトドア好き」の合コンに参加した方にお話を伺いました。答えていただいたのは、今回初めて既婚者合コンに参加したWさん(女性・50代)と3回目の参加のUさん(男性・40代)です。

「既婚者サークルを知った、参加したきっかけは何ですか？」

Wさん「知ったきっかけは、夫の領収書です。キャバ嬢の名刺がポケットから出てくることはよくあるのですが、既婚者合コンというのは初めてでどんなものか興味がでて調べました。」

「初っ端からすごいワードが飛び出てきましたね。修羅場にはなりませんでしたか？」

Wさん「なりません、なるわけがありません。とうの昔に愛情は消えて、今一緒にいるのは腐れ縁みたいなものです。お互い私生活には干渉しないようにしているので、イベント自体に興味を持っただけです。」

「そうでしたか。調べてみてご自身も参加してみたいと思ったのですか？」

Wさん「そんな感じです。私もたまには外に遊びに行けたらな、お友達ができたら外にでる頻度も上がるのではないかと思い、参加を決めました。でも、万が一でも夫には会いたくないので昼間の時間帯にしてノーバッティング制度も利用しました。」

「システムを活用されていますね。普段はお家にいらっしゃることが多いのですか？」

Wさん「専業主婦なもので、子育てを終えてからは外に出るのは庭いじりや食事の買い出しぐらいです。」

「ありがとうございます。イベントでの収穫については後程聞かせて頂きますので、次はUさんのきっかけを教えてください。」

Uさん「私は通信会社で人事の仕事をしているのですが、デスクワークメイン。それでアウトドアな趣味を始めようと、テニスサークルに参加していたんですがネットワークビジネスの勧誘にあって気まずくなってやめ、他にないかと調べて見つけたのが既婚者サークルです。金額もそれなりにしますし、こういったところで共通の趣味の人ができたらと参加するようになりました。」

「既婚者サークルではそういった勧誘はありませんでしたか？」

Uさん「はい、今のとこはありません。そのことが心配で参加する前に運営会社の方に問い合わせたのですが、『こちらとしても勧誘は容認していません。もしそういったお客様がいたら、こちらから注意しますのでお声がけ下さい。』と親切に対応してくれました。」

「それはいいですね、自分からだと言いにくいですし変に話にくくなっても嫌ですよね。Uさんは、何度か参加されているようですが再び既婚者サークルに参加しようと思った理由は何ですか？」

Uさん「2回とも楽しかったのですが、まだ一緒に楽しめる仲間が見つかっていないんです。興味をもってもらわないと計画できませんし、できれば気の合うメンバーで開催したい。だから、今はメンバー探しの時間だと思うようにしています。」

「まずは料理やお酒はいかがでしたか？」

Wさん「久しぶりの外食だったので、とても美味しかったです。誰かと一緒に食べれること自分で食事の用意をしなくていいこと、ほんの些細なことかもしれませんが幸せに感じました。同じテーブルになった方々も美味しそうに食べていましたよ。」

Uさん「Wさんの話を聞いた後じゃ、ちょっと言いにくいんだけどグラスが冷えているとよりいいと思います。せっかくビールが冷えているのに洗いたてや常温のグラスだと上手さが半減した気がしました。」

「私もビール大好きなのでお気持ち分かります。他にも気になったところはありますか？」

Uさん「料理についてWさん同様美味しかったと思います。飲み物もグラス以外は、種類もぼちぼちだったしオーダーも呼んだらすぐ取りに来てくれましたよ。」

「次は参加者の方の印象を教えてください。」

Wさん「ラフな格好で、男性の方は日に焼けた健康的な方が多かったです。女性の中にはひと汗かいた後なのか、テニスラケットを持って来ている人もいました。その方は特にスタイル抜群でした。」

Uさん「それ、Nさんじゃありません？私もラケットが気になって質問したら、サークルの日程がずれてかぶってしまったらしいですよ。私も今回で3回目の参加でしたが、さすがにあそこまでスポーティーな姿で参加する女性は初めて見ました。」

「ラケット…、ドレスコードはないと聞いていますので問題はないんでしょうね。」

Uさん「はい、でもあのラケットのおかげで会話の出だしはスムーズにいったような気がします。Nさんも、『前の席でも質問されました。』と笑っていましたからね。それにラケット以外は、気さくで話しやすい人でした。」

「全員では困りますが、たまにそういった話題を提供してくれる人がいると盛り上がるのかもしれませんね。Nさん以外の女性の印象はいかがですか？」

Uさん「女性はアウトドアでも日焼けを気にしていて、色白な人も多かったです。スキーやスノボが好き、夏はあまり外に出ないと言っている人もいましたね。会話としては、最初に趣味を聞いてそこから話を膨らませていたのですが『キャンプをしたいけどコロナの影響で人気が高まっているから、密にならないよう時期をずらしている』なんて話も何人か聞きましたね。」

「外でも人が集まれば密になってしまいますよね。ちなみ先程言ってた共通の趣味を楽しめる仲間は見つかりましたか？」

Uさん「そうですね、1人良さそうな人がいたのでこれから少しずつ関係性を深めていこうと思っている段階です。」

「合コンを通して感じたイメージの差を教えてください。」

Wさん「当初は色恋目的の陳腐なものだろうと馬鹿にしていました。夫が行くぐらいですから、そういったことを目的としていないと行くわけがないだろうと思ったんです。でも、調べるうちホームページもしっかりしているし開催立地も悪くないと徐々に不信感が薄れ、興味を抱き参加に至りました。」

「合コンを終えての感想はいかがですか？」

Wさん「イベントの開始間際は、まだ少し不信感が残っていたのですが始まってしまえばそんな心配もなくなり、飲んで笑って食べて笑ってと楽しい時間になりました。夫もたまには有意義なイベントに行くのねと見直しました。」

「Wさんが見た感じ、参加者の中で色恋を目的としていたり、それっぽい関係になっていた人はいますか？」

Wさん「あからさまな人はいませんでしたけど、ちょっぴり怪しい人たちはいましたね。私が参加した限り主催者側が率先してくっつける様子はなかったので、個々の行動についてはどうしようもないのかなと思いました。」

「制限が多くても窮屈ですし、そこの線引きは難しいですね。では次にUさんの感じた差をお願いします。」

Uさん「参加する前は失礼な話、アウトドアというテーマはお飾りで飲んで騒いで終わりになってしまうのではと考えていました。ですが、『キャンプするなら長野だね！あの星空以上のものはないよ。』など体験談を聞けるなど、テーマに沿った楽しい時間になりました。」

「話の内容としては、体験談やテーマに関連したものが多かったのでしょうか？」

Uさん「話出しとしてはそうです。実際の体験談がない方でも、趣味や何に興味があるのか聞いて、話を膨らませました。トーク時間としては、最初だけで他の話題に移行することも多々ありましたが次が誘いやすくなるので聞けて良かったです。」

「合コン後、二次会や後日遊びに行くなどはされましたか？」

Wさん「私は、夕飯の支度があったのでイベント後にすぐ帰りました。仲良くなった方と連絡先を交換していて、明日遊びに行くことになっています。」

「その方はどんな方ですか？」

Wさん「カヤックや釣りを趣味にしている方で、興味があると言ったら誘ってくれたんです。明日はカヤックに乗る予定です。」

「最初にお話しされてた通り、外出される良いきっかけができたようですね。その方以外にも連絡を取っている方はいますか？」

Wさん「全部で3名の方と連絡先を交換したのですが、話が進んでいるのはそれだけです。もう1人は、実際に会う話にはならないのですがたまにやり取りをしています。」

「そちらも今後予定ができるかもしれませんね！Uさんはその後いかがですか？交流は続いていますか？」

Uさん「私は二次会に行ったんですけど、参加者は5人。お腹が空いたと言うのでまず串カツ屋さんに行ってからBARで飲み直しました。そのうちの1人がサークルに誘いたいと思っている男性で、また飲みに行こうと計画しているところです。」

「二次会に行った方みなさんで連絡先を交換されたのですか？」

Uさん「はい、二次会メンバーとそれ以外に2人交換しているので合計で6人と交換しました。しょっちゅうやり取りはしていませんが、飲みたくなった時に声をかけています。」

「最後にこのアウトドア好きの合コンの良さをお願いします。」

Wさん「趣味を見つける糸口になる飲み会。テーマが明確だから、知りたいことが知れるのかなと思います。」

Uさん「私はスポーツ仲間を見つけましたが、趣味や知識を得るなど何か新しい発見ができることが良さだと感じます。」