参加者に
聞いてみた「お1人参加」の既婚者合コンってどんな雰囲気？～札幌の参加者に聞いてみた～

お1人参加の既婚者合コンでは、積極的に交流したい男女が多く集まります。

お1人での参加者を集めたイベントの為、新しい友達を作りたい人にぴったりです。

今回は2022年11月某日に札幌で開催された「お1人参加」の合コンに参加した方にお話を伺いました。答えていただいたのは、今回初めて既婚者合コンに参加したＥさん(男性・50代)と2回目の参加のＯさん(女性・40代)です。

「早速ですが、今回既婚者合コンに参加した理由・きっかけを教えていただけますか？」

Eさん「私は、医薬品の営業をしているんですが、今年から札幌に転勤になりまして。家族が一緒に来れたら良かったんですけど、子どもたちが残りたいと言うので単身赴任になったんです。そしたら、思ったよりも寂しくてね。それで、見つけたのが既婚者の集まりでした。」

Oさん「年頃の子は転校するのも嫌がるものね。私も夫の転勤でこっちに来たから、その気持ち分かるな〜。嫌がっていた娘は、すぐに馴染んで友達ができてたけどね。」

「お2人とも転勤で来られたなんて、奇遇ですね。Ｏさんも転勤が理由で参加されたんですか？」

Oさん「そうね、転勤っちゃ転勤が理由かも。1年経っても友達と呼べる人なんてゼロ。それで、ここに参加してやっと友達ができたの。以前ここで仲良くなった人と疎遠になったから、また友達を作ろうと思って参加したの。」

「友だち作りの場って意外と少ないですよね。イベントも複数あったかと思いますが、お1人参加を選んだのは何故ですか？」

Oさん「そりゃ、一緒に参加できる友だちがいないからよ(笑)ママ友はいるけど、あれは子どもの為の繋がりでしょう。気も使うし、もし断られたら変な噂が立つかもしれない。だから、一人のものを選んでいるの。」

Eさん「私も一緒だね。友達もいなし、それに話すにしても同じ一人で来ている人の方が話しかけやすいからさ。」

「そうですよね、友達同士で固まっていると声をかけにくいですもんね。」

「イベントの雰囲気はどうでしたか？」

Eさん「最初は、話しても大丈夫かなってくらい静かな感じだったけど、徐々にみんな素が出てきた感じかな。」

Oさん「最初はみんな猫かぶって様子を見ているのよね。私も先陣を切って走るタイプじゃないから、その場に合わせるけど。」

Eさん「その緊張感をお酒が手助けしてくれるんだよな。お酒を理由にできるから、勢いに身を任せてアタックできる。」

Oさん「Ｅさんは沢山飲んでたものね。距離感を縮めるのが上手だと思うわ。」

「とても楽しまれたようですね。ちなみにどの会話が一番盛り上がりましたか？」

Oさん「うーん、そうね。ずっと楽しんでたけど、強いて言うなら石狩の子のが話してた時かな。その子が旦那の加齢臭の臭さをぶっちゃけてたら、男の人みんな一斉に耳の裏確認したのよ。あれは、笑っちゃったわ。」

Eさん「一応確認をね。もしかしたら、誰かの匂いを嗅いでそれを思い出したのかもしれないとヒヤッとしたんだよ。」

「そういわれると確認せずにはいられませんね。Ｅさんはどんな方が印象深いですか？」

Eさん「私は、最後に話した人がだね！背が高くて綺麗な人だったけど、たまに出る方言が可愛くてね。ずっとニコニコ話を聞いてたよ。でも実のことを言うと、酔ってて話したこともうる覚えで…。お酒を飲む前までは確かなんだけどね。でも、Ｏさんのように綺麗な人ばっかりだったよ！」

「急に信憑性がなくなってきましたが、Ｏさんがお綺麗ですから信じましょう。」

Oさん「もう嫌になっちゃうわ(笑)私から見た感じだと、女性は郁恵ちゃんみたいな可愛らしい方が多かったわね。男性は、うーん、話しやすくて穏やかな感じの方が多かったわ。Ｅさん程、酔う人もいなかったしね。」

「素敵な方が集まったのは分かりましたが、飲み過ぎには注意した方が良さそうですね。」

「参加前と参加後で変わったことはありますか？」

Eさん「地元の人や常連さんばかりなのかと思ってたけど、私みたいに他所から来た人もいて輪に溶け込みやすかったかな。」

「地元の方は少ないのですか？」

Eさん「多分、半分ぐらいだったんじゃないかな。小樽から来たって人もいたし、意外と札幌生まれの札幌育ちって人はいないのかもしれないね。」

「偏りがないからこそ、壁ができにくく話しやすいってことですね。Ｏさんはどうですか？」

Oさん「私は、変な話参加する前まで疑ってたの。イベントが2度中止になって、実際は開催しない架空のイベントなのかもって。で、最後に諦め半分で予約したのが前回。そしたら、開催されて。」

「2度も中止になっても、参加したいと思ったんですか？」

Oさん「他にも色々と交流の場を探して応募してたんだけど、既婚者はダメとか当日会場で中止を伝えられるとかありえない対応で、その分ここは中止の連絡を入れてくれるいいかなって。」

「参加されていかがでしたか？」

Oさん「気兼ねなく話せる飲み会って感じ。友達と飲みに行くと、結婚していな子の前で子どもや旦那の話とかしないようにとか気を遣うけど、それが遠慮なく話せるの。マナーは守るけど、お互い全てを話す訳じゃないから、話したい事だけを自由にね。こういう場を知れて良かったって思えたな。」

「お2人の評価は上々のようですが、合コンの後も交流はあるんですか？」

Eさん「合コンの後は、二次会に半数位の人数で行ったね。居酒屋と、年甲斐もなく締めにパフェもね。」

Oさん「酔っていたけど、行ったお店は覚えているのね。段々人数が減って、最後のパフェの時は4人にだったね。」

「札幌はパフェが有名ですもんね。当日以外は会ったりしていますか？」

Eさん「今日、Ｏさんに会ったくらいで他の人には会っていないね。連絡先はみんなと交換したから知っているけど、誰が誰か分かんないから、下手に声をかけられなくてね…」

Oさん「私もみんなと連絡先を交換したけど、会ったのはＥさんだけ。でも、1人だけ柴犬飼っているから共通点があってこまめに連絡をとってるかな。お互い自画自賛な愛犬の写真を送り合って楽しんでるの♪」

「ここまで仲良くなると、また皆さんで飲みに行くのも楽しそうですね。」

Oさん「それができたらいいんだけど、人数が多いと予定を合わせるのも難しくて。実現するのには時間がかかりそうかな。」

「最後にお1人参加のイベントの良さを教えてください。」

Eさん「みんな1人だから、同じラインでイベントを楽しめることかな。」

Oさん「友だちを作るための最高の場所。連れだって行くとその人の忖度が入って、ややこしくなるから、このイベントは本当適していると思う。」